児童発達支援の子どもたちと、感覚統合あそびを行っています。
感覚統合とは、複数の感覚を分類したり整理したりする脳の機能のことです。
五感を通して得た情報が上手に整理・統合できないと、成長するに従って、不器用さや、集団行動が苦手、偏食など思いもかけない困り行動につながることがあります。
そこで、子どもたちの感覚を刺激し、整理できるような遊びをしています。
子どもたちの感じた”冷たい”、”やわらかい”、”ざらざら”などの感触を
「本当だね、○○だね」
「あっちはぬるくて、こっちは冷たいってことだね」などと
言葉にして確認しながら、感覚につなげていきます。

子どもたちはじーっとスタッフの手の動きを見つめて、
足の裏や手のひらに当たる感触を想像して順番を待ちます。
スタッフがふわふわの”綿”を手に取ると、
子どもたちはくすっぐたさを予想してニコニコに^^
冷たい保冷剤を手に取ると、
冷たさを予想して「きゃー!!」と嬉しそうな声を上げています^^

「ぼくは背中にやってほしい!」と自らリクエストをすることも。
背中やおなかや頬に当ててみて、感じ方の違いも楽しみました。
意識して、ゆっくり落ち着いて感触に集中する時間を
大切にしながら過ごしています。